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近年、お取引が多くある物流・倉庫業界について、ご説明いたします。

物流業界は、さまざまな「物」を、「保管」「仕分け」「輸送」する分野です。
「物」の流れを効率的に管理する(ロジスティック)のが物流・倉庫業界の仕事になります。

求められる物流の効率化

倉庫といえば「保管」というイメージが強いかもしれませんが、近年、それがどんどん薄れてきており、現在は在庫の削減や、ジャストタイム生産システム(JIT)によるリードタイムの軽減など、商品や部品を倉庫に保管する期間をいかに減らすかに注力しています。

また、インターネットを通じた通信販売の需要拡大により、物流の世界はさらに多品種小ロット化しています。
荷主や物流業者を問わず連携することで、物流全体の省力化や効率化をさらに進めていく枠組みが必要となっています。

最近では倉庫を使わずに消費者にダイレクトに届くケースも増えています。
その意味で、倉庫業はロジスティクスのさまざまな面で荷主のパートナーとなって、物流そのもののコストダウンやより効率的なシステムを構築していく必要があります。

また新型コロナウイルス感染症拡大の影響でEC市場が急拡大し、物流業界も対応に追われ、倉庫や物流施設の新規開発や拡張を進められています。施設を大型化するだけでなく、施設内の省力化や自動化も行うことで、在庫管理や物流の効率化、高度化を図っています。

物流・倉庫表示イメージ